【長洲町】ドローン点検で発見した瓦のズレによる雨漏り修理事例

2020年2月10日2025年8月15日

熊本県長洲町で雨漏り修理のご依頼をいただき、「雨漏りがひどくなってきたので見に来てほしい」とのご要望を受け、早速ドローンによる屋根点検を行いました。

調査の結果、複数枚の瓦がズレており、屋根の下地（野地板）が露出している箇所を発見。今回は、お客様のご希望により、必要最低限の部分補修（瓦のズレ修正）のみを行いました。

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工事概要

まずはドローンによる空撮点検を実施。屋根全体を上空から確認したことで、通常の目視では見逃しやすい瓦のズレや露出した下地を素早く特定することができました。

施主様もドローン画像を見て、「まさかこんなにズレていたとは…」と驚かれていました。

古い瓦屋根の多くは、瓦が釘で固定されておらず、地震や強風でズレやすい構造になっています。今回のお住まいも、築30年以上経過したセメント瓦屋根で、瓦そのものの劣化も進んでおり、防水性がかなり低下している状態でした。

少しのズレでも、下にある防水シート（ルーフィング）に劣化があれば、そこから雨水が浸入する可能性が高まります。

修理後は、雨水が屋根内部に入り込む心配もなくなり、再び安心して暮らせる状態となりました。

今回のように、瓦のズレは見た目以上に深刻な雨漏りリスクを持っています。「ズレているだけで雨漏りするの？」と思われがちですが、内部の防水層が劣化していると、小さなズレが雨水の通り道になるのです。地震や台風の後など、目に見えない変化が起きているケースも多く、早めの点検が家を守る第一歩です。

熊本県内では、梅雨時期や台風シーズンになると、「天井にシミができた」「雨音がポタポタ聞こえる」
といった雨漏りのご相談を多くいただきます。

点検してみると、その多くが“瓦のズレ”が原因だったというケースも少なくありません。ズレが軽度であれば、今回のように短時間・低コストで修理できるため、早期発見が非常に重要です。

今回の熊本県長洲町での雨漏り修理のように、瓦のズレや一部破損など被害が軽度な場合は、必要な箇所だけを直す「部分補修」で工期と費用を大幅に抑えられます。

今回の施工では、ズレていた瓦のみを調整・固定し、短期間かつ低コストで雨漏りを防止しました。

瓦のズレを放置すると、その下の防水シートが破れ、雨水が野地板にまで浸透することがあります。このような状態になると、小雨でも雨漏りが発生しやすくなり、さらに進行すれば、屋根全体の張り替えが必要になる可能性もあります。

だからこそ、「ちょっとズレてるかも？」の段階での対応が鍵となります。瓦のズレ修理・防水シートの交換などの状況に応じた対応を早めにすることで、下地の劣化を防げます。

今回のように、ドローンを活用すれば短時間で屋根全体の状態を把握することが可能です。写真や動画で施主様に直接状態を見ていただけるため、納得・安心して修理に進めるのも大きな利点です。

このような方は、ぜひ一度屋根点検をご依頼ください。

瓦が少しズレているだけでも修理が必要ですか？: はい。少しのズレでも、防水シートが劣化していると雨水が侵入する恐れがあります。放置すると内部の木材まで傷む可能性があるため、早期の点検をおすすめします。
ドローン点検はどれくらいの時間がかかりますか？: 通常は15〜30分程度で終了します。屋根の状態によっては、その場で写真をご確認いただけます。
セメント瓦はまだ使えますか？: セメント瓦の寿命は一般的に30〜40年です。現在は生産数が減っており、同じ形状の瓦が手に入りにくいため、築年数によっては葺き替えを視野に入れるべきタイミングです。
雨漏りしていないのに点検してもらう意味はありますか？: あります。雨漏りは目に見えない部分から始まっているケースが多く、「気づいたときには手遅れ」になることも。小さなズレや隙間は事前に確認することで、大きな修理を防げます。