【再塗装が心配】コロニアル屋根ならコロニアルグラッサが一番長持ち!
お客様
コロニアルって色んな種類があるけど、どれを選べばいいの?メリットやデメリットを知りたい。
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- コロニアルとは
- コロニアルグラッサの特徴
- コロニアルグラッサが高耐久な理由
- コロニアルのメリット・デメリット
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コロニアルは国内の屋根材シェアNo1のケイミュー社が販売する屋根材です。
コロニアルにはいくつか種類があり、今はコロニアルクアッドとコロニアルグラッサが主流の製品となっています。
今回紹介するコロニアルグラッサはコロニアルシリーズの中でも耐久性に優れていて、塗料が長持ちする特徴があります。
この記事を読めば、コロニアルグラッサの特徴や性質、他のコロニアルとの違いが分かります。
コロニアルグラッサについて詳しく知りたい方は、是非参考にしてみてください。
目次
コロニアルとは?日本で最も普及している屋根材
コロニアル屋根は、日本で最も普及している屋根材です。
木片パルプなどの繊維質がつなぎとして練り込まれた主成分がセメントの薄い板です。
別名カラーベストとも呼ばれることもありますが、同じ屋根のことを意味しています。
30年くらい前から軽量かつ安価で、洋風住宅にも合わせやすいことから、新築住宅でよく使われるようになりました。
次では、コロニアルグラッサについて詳しく解説していきます。
コロニアルグラッサとは?20年経過しても色褪せしにくいコロニアルの優等生
コロニアルグラッサは、表面にグラッサコートという特殊な加工がされています。
紫外線による色褪せが起こりにくく、一般的なコロニアル屋根よりも長持ちします。
具体的に比較すると、これまでのコロニアルが約10年で塗装が必要なのに対し、コロニアルグラッサは約20年です。
では一体何が違うのでしょうか。
次ではコロニアルグラッサの違いについて、さらに掘り下げていきます。
コロニアルグラッサが高耐久である理由は無機三層構造にある
コロニアルグラッサが高耐久で長い寿命なのは、無機三層構造で作られているからです。
無機三層構造は、下記の3つから構成されます。
無機三層構造
- 上層(表面第1層):グラッサコート
- 中層(表面第2層):無機採石層
- 下層(表面第3層):無機化粧層
無機三層構造については、それぞれ解説していきます。
上層(表面第1層):グラッサコート
一番表面にある第1層は、グラッサコートという加工が施されています。
グラッサコートは、外壁塗装などで最長の耐用年数を誇る無機系塗料と同じで、紫外線に分解されにくいです。
中層(表面第2層):無機採石層
第2層目は、無機彩石層と呼ばれ、加工された細かい石による層です。
加工された細かい石は、ガラスとほぼ同じ性質を持ち、美しい色合いと光沢、高い耐久性があります。
下層(表面第3層):無機化粧層
第3層目は、無機顔料が混合された無機化粧層です。
無機顔料はセメントから色が流出しにくいため、色褪せしにくいという特徴があります。
コロニアルグラッサは選べる色も豊富!
コロニアルグラッサはカラーも豊富で16色から選ぶことができます。
建物のイメージに合ったコロニアルグラッサを見つけて、自分好みの屋根の色にできます。
豊富な色数を活かして、色を混ぜ合わせるシャッフルカラーの屋根も人気です。
また、コロニアルグラッサには、遮熱機能をプラスした遮熱グラッサというシリーズもあります。
コロニアルのメリット・デメリット
これまでコロニアルグラッサの魅力について解説してきましたが、コロニアルにはメリット・デメリットがあります。
屋根材の特徴を知っておくことで、効率的な屋根選びができるので事前に知っておきましょう。
コロニアル(カラーベスト)のメリット
コロニアルのメリット
- 瓦と比べて軽い
- 価格が安い
- 色が豊富
コロニアル屋根は、薄く軽量で耐震性に優れています。
カラーやデザインが豊富で、価格が安いため、屋根材として人気があることも納得できます。
また、コロニアル屋根は施工方法や形状がシンプルで施工業者が多いです。
トラブルのときやメンテナンスが必要なときでも相談できる業者が多く、トラブル解決のノウハウが豊富という良さもあります。
コロニアル(カラーベスト)のデメリット
コロニアルのデメリット
- 色褪せする
- 苔が生えやすい
- ヒビ・割れやすい
普及率の高いコロニアル屋根ですが、定期的にメンテナンスをしないと、色褪せや変色、コケの発生、ヒビ割れなどが発生します。
写真にある苔(コケ)は、屋根の塗膜の傷みで水切れが悪くなることで発生します。
コロニアルグラッサであれば、塗膜が傷みにくいので、苔を最小限に抑えられます。
まとめ:再塗装が心配な人はコロニアルグラッサを検討しよう
今回は、コロニアルグラッサについて解説してきました。
約10年で再塗装が必要なコロニアルクアッドとコロニアルグラッサの差額は約10万円程度です。(一般住宅120㎡)
10年後の再塗装を考えると、コロニアルグラッサが断然お得です。
「面倒なメンテナンスの手間を減らしたい」
「塗装費用を抑えたい」
「コロニアルの屋根材を使いたい」
という方はコロニアルグラッサをオススメします。
屋根リフォームの参考になれば幸いです。