熊本県玉名市 – セメント瓦屋根の雨漏りによる瓦葺き替え工事
今回は熊本県玉名市のM様邸の屋根葺き替え工事をさせて頂きました。
以前の熊本地震の影響で隅棟の瓦が歪み、雨漏りが発生していました。
全体的にも劣化していたため、瓦葺き替え工事での対応となります。
使用屋根材は、栄四郎株式会社の三州陶器瓦、栄四郎プラウドUUです。
城北瓦スタッフ
では、さっそく瓦葺き替え工事をしていきます!
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目次
屋根工事の案件概要
工種 | 瓦葺き替え工事 |
工事場所 | 熊本県玉名市 |
工事日 | 2022.10 |
屋根材メーカー | 栄四郎株式会社 |
屋根材名、色 | 栄四郎プラウドUU, マットブラウン |
瓦葺き替え工事開始
現状確認
熊本地震の影響で隅棟の瓦が歪んでいます。この箇所から雨漏りが発生していました。
既存瓦の撤去
隅棟を解体し、瓦を剥いでみると…。下地(野地板)が陥没しています。
土を掃除すると穴が空いています。長い期間雨水が入った影響で、下地(野地板)が腐っていました。
傷んでしまった下地(野地板)を部分的に補修していきます。
雨漏りを放置すると、家を支える木まで腐ってしまう可能性がります。
木が腐ってしまうと、屋根以外の大工工事が必要となり、工事費用も高額になるので注意が必要です。
ルーフィング(防水シート)貼り
今回はなんとか部分修理で対応できましたので、下地(野地板)の補修を終えたら、新しい防水シート(ルーフィング)を貼ります。
弊社は、改質アスファルトルーフィングを標準仕様としています。
桟木打ち(瓦を引っ掛ける木)
次に瓦を引っ掛ける桟木を一定の間隔で取り付けます。
谷板金の取り付け
続けて谷板金を取り付けます。谷板金は雨水を集めて外に排出してくれる大切な役割をしています。
瓦葺き(瓦の取り付け)
谷板金を取り付けたら、瓦一枚一枚をビスで取り付けます。
棟瓦や壁際の熨斗瓦を仕上げていきます。
これで完成となります。
【熊本県・玉名市】セメント瓦屋根の雨漏りによる瓦葺き替え工事完了
今回はたった1本の隅棟から、長期間にわたり雨漏りしていたため、下地(野地板)と一部垂木が腐っていました。垂木が完全に腐ってしまうと、屋根を支えられなくなり、大掛かりな工事になるところでした。部分補修で済んでよかったです。
雨漏りは見えないところで、少しずつ進んでしまう場合があります。
屋根や天井に染みなどの異変に気づいた時は、お早めにお近くの屋根工事店に相談しましょう。
今後の屋根リフォームの参考になれば幸いです。
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