熊本県合志市 – セメント瓦の老朽化による瓦葺き替え工事

2019年10月16日2023年9月25日

今回は熊本県、合志市のN様邸の屋根葺き替え工事をさせて頂きました。

セメント瓦の老朽化と一部雨漏りによる瓦葺き替え工事となります。

使用屋根材は、平板瓦（F型）、栄四郎株式会社、プラウドUU（三州陶器瓦）です。

平板瓦は瓦の中では一番シンプルで、洋風の家にもリフォームしやすい瓦です。

また、機能性も優れている防災瓦ですので、台風、大雨にも強いです。

城北瓦スタッフ

では、さっそく屋根葺き替え工事をしていきます！

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屋根工事の案件概要

まずは、こちらのセメント瓦を全部取り外します。

セメント瓦は約10年ごとに塗装が必要で、この瓦も塗装済みです。

セメント瓦は定期的に再塗装することで、機能性を維持し、約30年くらい使用できます。

染みは雨が流れ込んだ跡です。

新しいルーフィング（防水シート）を張ります。

ルーフィングは「改質アスファルトルーフィング」を使用しています。

ルーフィングを貼り終えたら、次に瓦を引っ掛けるの桟木を一定の間隔でズレないように取り付けます。

平板（F型）は一枚一枚ビスでしっかり止めます。

屋根の隅のサイズに合わせて、瓦を綺麗にカットします。

黒なんばんを使って、隅棟を作っていきます。

ズレがないように細かく調整しながら真っすぐに仕上げます。

最後に本棟を仕上げます。

本棟が仕上がったら、いよいよ完成です。

瓦の色を銀黒色に変えて、イメージチェンジとなりました。瓦の色によって家全体の雰囲気も変わります。栄四郎プラウドUUは、ブラック、グリーン、ブラウンなど６色ありますので、お好みに合わせて選べます。

陶器瓦はメンテナンスフリーの瓦ですので、数十年経っても同じ輝きを保ち、他の屋根材と比べ、耐久性も高いです。将来的なメンテナンス手間とコストを軽減できます。

それぞれの屋根材にメリット・デメリットの特徴がありますので、ご予算や目的に合わせて選びましょう。

「瓦を使いたいけど、なるべくシンプルに…。」

という方は、平板瓦（F型）がオススメです。瓦葺き替えの参考になれば幸いです。