荒尾市 | 和風瓦の老朽化による瓦屋根の葺き替え工事

今回は熊本県、荒尾市のY様邸の屋根葺き替え工事をさせて頂きました。全体的に瓦が劣化していましたので、屋根リフォームとなりました。
使用屋根材は栄四郎株式会社の栄四郎プラウドUUです。
目次
屋根工事 案件概要
工種 | 屋根リフォーム工事 |
工事場所 | 熊本県荒尾市 |
工事日 | 2021.3 |
屋根材メーカー | 栄四郎株式会社 |
屋根材名、色 | 栄四郎プラウドUU, 銀黒 |
屋根工事のビフォー・アフター

屋根工事の解説

今回は伝統的な和風の箕造りの屋根から、平板瓦への屋根葺き替えとなります。箕造りの屋根は昔はよく見られました。複雑な形状で施工も難しいので工事費用も高くなります。しっかりした施工をしないと将来的に雨漏りの原因にもなります。実際に雨水が入り込んでいた形跡が多く見られました。
「箕造り」の屋根に平板瓦を使用するには「入母屋」へ屋根造りを変える必要があります。

また、上記の写真のように「降り棟」と呼ばれる瓦があります。降り棟は伝統的な和風の瓦屋根の装飾として使われています。屋根の機能として必須ではありません。

この「降り棟」の劣化の影響で、他の瓦がズレたり、反って隙間が出来たりしてしまいます。更に当時は土が多く使われているので、屋根が重くなっています。こちらを全て撤去することで、屋根瓦の軽量化ができ、雨漏りのリスクを軽減できます。

いかがでしょうか?重厚感のある和風の日本瓦(J型)からスタイリッシュな平板瓦(F型)に葺き替え完了です。屋根も軽くなり、家への負担が少なくなりました。
現在、ご両親から譲り受けたり、中古で購入した家の屋根が和風屋根で「ちょっと劣化具合が気になる」と思っている方も多くいらっしゃるかと思います。和風の日本瓦でもこのように平板瓦にできますので是非参考にしてみてください。
以下のページでも似たような施工実績を紹介していますのでご覧ください。
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