【コーキング失敗】瓦の雨漏り修理を自分でする際に注意すること

【コーキング失敗】瓦の雨漏り修理を自分でする際に注意すること

家は古い瓦屋根。台風・地震が心配で瓦をコーキングで補強したら雨漏りが…。どうしたらいい?解決方法を知りたい。

今回は、こんな疑問にお答えします。

本記事の内容
・コーキングによる雨漏り修理の失敗例
・コーキングで雨漏りする理由
・コーキングを使った瓦の正しい補強方法
・コーキングによる雨漏りの解決方法

梅雨や秋雨などの雨シーズンで心配なのが家の雨漏りです。

雨漏りが起きた場合、

「屋根工事業者を呼ぶと費用が高い」
「とにかくすぐに雨漏りを止めたい」
「屋根工事業者が忙しくて来てくれない」

などの理由で、ご自身で屋根修理をしたことがありませんか。また、屋根専門業者以外に応急処置をお願いしたことはありませんか。

簡単な屋根修理は、きちんとした方法を知っていればできることもあります。但し、何も知らずにやってしまうと、逆に雨漏りが発生する可能があります。

この記事を読めば、正しいコーキングの使い方で、台風・地震に向けた瓦の補強ができるようになります。

また、既に間違ったコーキング処理で、雨漏りしてしまった場合の対処法も合わせて解説しています。

DIYの失敗例を出しながら、分かりやすく解説していきますので、是非参考にしてみてください。

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目次

コーキングによる雨漏り修理の失敗例

間違ったコーキングの付け方

今回のケースは台風や地震で瓦がズレないように、自分でコーキングで瓦を補強したら雨漏りしたそうです。

なぜコーキングで補強する必要があるかと言うと、昔の瓦は釘で固定されていることが少なく、台風や地震の影響で瓦がズレやすい状況にあるからです。

大きい台風が来ると瓦が飛んでしまう危険もあります。(現在の瓦はビスや釘でしっかり固定されています。)

というわけで、瓦同士をコーキングで補強。

すると…逆に雨漏りが発生。何故だか分かりますか?

コーキングで雨漏りする理由は?

間違ったコーキングの付け方

コーキング処理によって雨漏りする理由は、間違ったコーキング処理によって、雨水を流すための隙間が全て塞がっているからです

瓦の下側部分から流れ出るはずだった雨水が隙間がないため、雨水が中に溜まってしまいます。

雨漏りの後

隙間を塞いでしまうと換気も悪くなり、中に入った雨水も乾きません。

放置するとルーフィング(防水シート)が破れ、防水機能が低下し、桟木(瓦の下にある瓦を引っ掛ける木)や下地(野地板)が腐ってしまいます。

最終的には家を支える他の木材にも伝わります。

「瓦」本来の機能性

雨水が逃げる構造

瓦本来の機能性は台風や大雨などの豪雨で横から入った雨水は、下側から流れ落ちる構造です。

ですので、雨水が侵入してもしっかり排水できる構造なのです。

但し、

「とにかく隙間を埋めれば雨漏りしない。」
「瓦をしっかり接着すれば飛ばない。」

など、間違った知識で自分で修理してしまうと、雨漏りに繋がってしまいます。

悩む人

特に間違ったコーキング処理による雨漏りが

一番やってはいけない屋根修理」で「一番やってしまう屋根修理」なんです。

最悪のケースは「瓦の葺き直し工事+下地(野地板)の張り替え」となる場合もあり、修理費用も高額です。本来なら必要のない工事だったかもしれません

何も知らないで修理をすると余計にコストがかかってしまう可能性があります。自分で雨漏り修理をする際は十分に注意をしてください。

ネットやYoutubeで事前に調べてから作業を行うことをおすすめします。

瓦をコーキングで補強するメリット

瓦をコーキングで補強すると以下2つのメリットがあります。

・台風による瓦のズレ・飛来を防ぐ
・地震による瓦のズレ・落下を防ぐ

台風による瓦のズレ・飛来を防ぐ

台風

台風時には風速20m〜30mで瓦がズレたり、剥がれたりします。風速40mを超えると、瓦が飛散する恐れがあります。

瓦が飛散すると、近所の住宅や車、人的被害が出る危険性があります。

コーキングで補強をしておくことでズレや飛来を最小限に抑えるメリットがあります。

地震による瓦のズレを防ぐ

地震

地震時には震度3〜4で瓦がズレたりします。震度5を越えると瓦が落下する恐れがあります。

危険なだけではなく、震災時は業者がすぐ動けないので、屋根に瓦がないと雨漏りが始まってしまいます。

コーキング補強をしておくことで瓦のズレや落下を最小限に抑えるメリットがあります。

では実際にどうやって自分で修理すれば良いのでしょうか。

次では、コーキングを使って瓦を正しく補強する方法を解説していきます。

【台風・地震対策】瓦をコーキングで補強する方法

瓦をコーキング(接着)で補強したい場合は、以下の順番で止めてください。

1箇所目:瓦の左端重なり部分

コーキング止め_01

まず、一箇所目のコーキング。左端の瓦の重なり部分を止めます。

2箇所目:瓦の左下重なり・山部分

コーキング止め_02

2箇所目は、瓦の左下重なり・山部分をコーキングで止めます。

全部の隙間を埋めないようにしましょう。

シリコンコーキングによる瓦補強が完成

コーキング止め_03

これだけでOKです。

ピンポイントでコーキング処理(接着)
雨水が排水する隙間は残す

これが台風・地震対策に効果的なコーキング補強です。

既にコーキングですべての隙間を塞いでしまった場合の対処法

コーキングをカットする方法

既に瓦の隙間をすべてコーキングで塞いでしまった場合は、カッターなどでコーキングをカットしましょう。隙間を確保し、換気と水の流れを良くすることで雨漏りが改善されます。

長い期間放置していた場合は、下地(野地板)が痛んだり、腐っている可能性があるので、早めに屋根専門業者に点検してもらうことをおすすめします。

瓦のコーキング補強で使った道具

今回、瓦のコーキング補強で使用した道具です。

道具名価格
シリコンコーキング600円
コーキングガン500円
カッター500円
カッターの刃(50枚)1,000円
ヘラ500円
準備する道具一覧

シリコンコーキング

シリコンコーキング

屋根の修理には欠かせないアイテムです。雨漏りの主な原因となる屋根のひびや割れ、穴を埋めるための材料。

コーキングガン

コーキングガン 城北瓦

コーキング剤を修正箇所に押し出すためのアイテムです。特に種類があるわけではないので、安いもので大丈夫です。

カッター(L刃)

カッター 城北瓦

間違った箇所がコーキングで埋まっている場合は、カッターでカットして隙間を確保します。コーキングは固いので、大きい「L刃」を選びましょう。

刃は傷みやすいので、予備の刃を準備しておくと良いです。

ヘラ

ヘラ 城北瓦

コーキング剤を修理部分に埋め込んだあと、接着面を平らにするときに使用します。ヘラで綺麗に接着面を整えることで隙間がなくなり、耐久性が上がります。

まとめ:コーキングで瓦の下側は塞がないのが鉄則

DIY

シリコンコーキングは雨漏りの応急処置や、瓦を固定するのにとても役立ちます。

使い方も簡単で、DIYでも十分に補修ができます。但し、正しい使い方をしないと雨漏りが発生します。

コーキングで瓦の下側は塞がない。」

これだけしっかり覚えて、補修してもらえればオーケーです。屋根に登る際は十分に気をつけて作業をしてください。

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