【読めば詳しくなれる】雨漏りを防ぐ雨樋の各部位の名称と役割!


雨樋(あまどい)は、雨漏りや建物の劣化を防ぐ上で重要な役割を果たしています。しかし、雨樋の役割を知らない人は多いです。本記事では、雨樋の各部位の名称や役割を解説していきます。この記事を読めば、あまり知られていない雨樋について詳しくなることができます。

記事の後半では、屋根周辺の各部位の名称と役割や、雨樋と屋根の役割についても紹介していきます。雨樋や屋根について詳しくない人でもわかるように、写真を掲載しながらわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

▼記事を読めばこのようなことが分かります。
・雨樋の各部位の名称と役割
・屋根周辺の各部位の名称と役割
・屋根の形状と雨樋の関係性について
・雨樋と屋根の役割について

1.雨漏りを防ぐ雨樋の各部位の名称と役割

雨樋(あまどい)があることで、外壁に雨水や泥が跳ねることを防止することが可能です。雨樋は、雨漏りの原因となる外壁のビビ割れを防止し、家が傷むことを防いでいます。本章では、そんな雨樋の各部位の名称と役割について解説していきます。

1-1.軒樋(のきどい)

軒樋(のきどい)は、横樋(よこどい)と呼ばれることもあります。軒樋は、屋根に対して水平方向に取り付けられた雨樋のことです。軒樋は、屋根の上に降った雨水を集める役割があります。水平に見えますが、実際は雨水を排水するために勾配がつけられています。

1-2.竪樋・竪樋(たてどい)

竪樋縦樋(たてどい)は、屋根に対して垂直方向に取り付けられた雨樋のことです。雨水を地上や下水に導く役割があります。竪樋」と「縦樋」は漢字は違いますが、読み方や意味は同じです。一般的には、竪樋の方がよく使われています。

1-3.集水器(しゅうすいき)・上合(じょうごう)

集水器(しゅうすいき)は、上合(じょうごう)と呼ばれることがあります。軒樋竪樋が交差する部分に取り付けられた箱のようなものが、集水器です。軒樋を流れてきた雨水を集めて、竪樋に流し込む役割があります。

1-4.軒天(のきてん)

軒天(のきてん)は、雨樋の部位ではありませんが、雨樋と同様に建物を守る役割があります。軒天は、屋根の外壁から外側に出ている部分(軒裏)の天井部分のことです。軒天は、雨水が外壁に直接当たらないようにする傘のような役割があります。軒天は外側に出ている部分が、目隠しにもなります。また、火災のときに室内の炎が窓から天井に燃え移りにくくなるなど、延焼防止の機能があることも特徴です。

2.雨樋と共に建物を守る屋根周辺の各部位の名称と役割

屋根は、雨樋と密接な関係にあります。屋根と雨樋が同時に機能することで、建物が守られて雨漏りを防ぐことが可能です。本章では、雨樋と共に建物を守る屋根周辺の各部位の名称と役割について解説していきます。

2-1.鼻隠し

軒先(のきさき)に取り付けられた水平の部材のことを言います。鼻隠しがあることで、屋根内部への雨風の侵入を防ぐことが可能です。鼻隠しは、雨樋を取り付ける下地としての役割と、屋根の構造材を隠し劣化を防ぐという2つの大きな役割があります。

2-2.破風(はふ)

破風(はふ)とは、切り妻屋根を横から見て三角形に見える部分のことです。屋根の側面に位置する破風についている板を破風板(はふいた)と呼びます。

2-3.ケラバ

ケラバは屋根の場所を示す言葉で、外壁から出っ張っている屋根の部分です。軒(のき)と混同されやすいのですが、切妻側の先端部分がケラバで、軒側の端部分は軒だと理解しておきましょう。

ケラバ周辺は、屋根の接合部で雨漏りが起こりやすい場所。ケラバで雨水が侵入しないように工夫することで、雨漏りを防ぎます。出っ張りのあるケラバがあることで、外壁が雨水紫外線で劣化することを防いでいます。

2-4.笠木(かさぎ)

屋根や塀、腰壁、ベランダなどの最上部に被せる建材のことを笠木(かさぎ)と言います。笠木は、雨漏りを防止したり、建物の劣化を抑制したりする役割があります。特に屋根の笠木は防水性能が重視されます。デザイン性のあるものを使用することで、建物をオシャレに見せる役割があります。

3.屋根の形状により異なる雨樋の取り付け方

雨樋は、屋根の形状により取り付け方が異なります。雨樋が取り付けられるのは、基本的に軒先です。屋根の形状が違えば、軒先に取り付けられる軒樋の長さや集水器の個数に大きく違いが出ます。

また、リフォームなどで屋根材が変わることで、屋根の高さが変わり雨樋が機能しなくなってしまうことがあります。リフォームで屋根材を変えるときは、注意するようにしましょう。

4.雨漏り防止!雨樋と屋根の重要な役割

雨樋(あまどい)は、単に雨水を排水するためだけの装置だと思われがちです。しかし、実際にはそうではありません。雨樋がなければ雨水はすべて軒下(のきした)に流れ落ち、跳ねあがった雨水や泥で外壁が傷み、ヒビ割れの原因となってしまいます。また、雨水の落下は土台や建物の基礎を傷めます。

屋根には、雨樋と共に建物を守る役割があります。屋根は雨や日差しをしのぐだけでなく、台風地震といった自然災害から建物を守ったり、外の騒音対策に対する遮音効果があったりと多くの役割を担っています。

5.まとめ:雨樋の点検やメンテナンスをするようにしよう!

今回は、雨樋や屋根周辺の各部位の名称と役割を解説してきました。解説した中にはあまり知られていませんが、建物を守る上でとても重要な役割を担っている部位が沢山ありました。雨樋は、割と地味な存在のため、雨樋の役割などを知らない人は多いです。しかし、本記事で解説の通り、雨漏り建物の劣化を防ぐ上で大切な役割を果たしています。

雨樋はダメージ受けやすく、知らない間に強風や大雨、雪などで破損している場合もあります。また、屋根も普段見る機会が少ない場所であるため、知らない間に屋根が破損していたり、屋根材が剥がれたりしている場合もあります。雨樋や屋根の点検やメンテナンスは、定期的に行うようにしましょう。


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