熊本県山鹿市 – セメント瓦の老朽化による瓦葺き替え工事
今回は熊本県山鹿市のK様邸の屋根葺き替え工事をさせて頂きました。
築50年以上のご自宅で、セメント瓦の経年劣化による瓦葺き替え工事となります。
使用屋根材は、和型(J型)、新東株式会社のJAPANESE-TYPE(三州陶器瓦)です。
昔ながらの伝統的な日本家屋でしたので、当時の建築デザインを壊さないように工事していきます。
新築当時の屋根を思い出してもらえるように、仕上げていきます。
城北瓦スタッフ
では、さっそく瓦葺き替え工事をしていきます!
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目次
屋根工事の案件概要
工種 | 瓦葺き替え工事 |
工事場所 | 熊本県山鹿市 |
工事完了日 | 2019.7 |
屋根材メーカー | 新東株式会社 |
屋根材名、色 | JAPANESE-TYPE(三州陶器瓦),和形,京銀色 |
瓦葺き替え工事開始
既存瓦の撤去
まずは瓦を全部剥ぎます。一部の下地(野地板)が傷んでいたので部分的に補修します。
防水シート(ルーフィング)+桟木打ち
防水シート(ルーフィング)を張って、瓦を引っ掛ける用の桟木を取り付けました。
瓦上げ
瓦が2,500枚以上でしたので、クレーンで上げました。
瓦葺き(瓦の取り付け)
軒瓦部分はガイドライン工法従い、7形釘とビスで2ヶ所止めます。これで台風時も安心です。
仕上げ①
谷に合わせて瓦をカットしています。
仕上げ②
黒なんばんを塗って棟を仕上げていきます。
仕上げ③
熨斗(ノシ)瓦を左右バランス良く積んでいます。
仕上げ④
鬼瓦を取り付けます。
仕上げ⑤
棟丸を被せたら完成です。
屋根工事のビフォー・アフター
【熊本県・山鹿市】セメント瓦の老朽化による瓦葺き替え工事完了
伝統的な日本家屋にピッタリな瓦で、日本情緒溢れる綺麗な仕上がりになりました。
家を建てられた当社と比べると施工法も進化し、台風や地震などの災害にも強くなっています。見栄えだけではなく、防災性が上がっているので安心ですね。
思い出の詰まったご自宅を、いつまでも大事にされてください。