玉東町 | いぶし瓦の劣化による瓦葺き替え工事

今回は熊本県、玉東町のK様邸の屋根葺き替え工事をさせて頂きました。いぶし瓦の劣化による瓦葺き替え工事となります。
使用屋根材は株式会社丸惣の石州瓦です。
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目次
屋根工事 案件概要
工種 | 瓦葺き替え工事 |
工事場所 | 熊本県玉東町 |
工事日 | 2022.1 |
屋根材メーカー | 株式会社丸惣 |
屋根材名、色 | 石州瓦 , 銀黒 |
屋根工事写真

いぶし瓦は劣化で耐久性が弱くなると、寒割れが始まり、写真のようにボロボロと欠け落ちます。

既存の瓦を撤去します。昔の瓦屋根は土が多く使われている為、雨水が瓦の下に入り込むと土が水を吸収してしまうリスクがあります。

新しい改質アスファルトルーフィング(防水シート)を貼って、新しい瓦を上げます。

瓦を一枚ずつビスで止めて瓦を葺きます。

熨斗瓦を積んで、棟を仕上げていきます。現在は土ではなくなんばんを主に使う為、以前と比べ雨漏りのリスクが低くなり、寿命も長くなっています。

棟が完成しました。

石州瓦は島根県で作られている日本三大瓦の一つです。寒さや塩害に強いのが特徴的で、雪の多い地区によく使われています。
また、山口県などの山陰地区で見られるオレンジ色の瓦屋根も定番の石州瓦です。九州ではあまり雪が降りませんが、塩害や、とにかく丈夫な瓦をお探しであれば石州瓦はおすすめです。
瓦葺き替えの参考になれば幸いです。