今回は熊本、中央区の屋根リフォーム工事をさせて頂きました。セメント瓦屋根の老朽化による取り換え工事となります。使用屋根材はケイミューの「コロニアルクァッド マットブラック色」です。コロニアルはセメント基材とパルプ繊維の結合で作られた板のようなもので別名『スレート』と呼ばれます。都心では主力の製品で、瓦より見慣れている屋根かもしれません。軽量で耐震性も高い屋根材です。一般住宅だけではなく、アパートや施設などで使われることも多いです。
目次
屋根工事 案件概要
工種 | セメント瓦からコロニアルへの葺き替え屋根リフォーム工事 |
工事場所 | 熊本県 中央区 |
工事日 | 2019.4 |
屋根材メーカー | ケイミュー |
瓦名、色 | コロニアルクァッド、ネオブラック |
コロニアルクァッドは12色から選べるカラー
屋根工事写真
*()は専門用語です。
瓦剥ぎ
古くなったセメント瓦を剥いでいきます。下地(瓦の下の板)がかなり傷んでおり、穴が開かないよう慎重な作業が必要です。
防水シート張り(ルーフィング) と 瓦上げ
コロニアル(スレート)の場合、下地に『コンパネ』使います。『コンパネ』はコンクリートパネルの略です。構造用合板で防水性に優れた板です。そのうえに防水シート(ルーフィング)を貼ります。防水シートは『改質アスファルトルーフィング』を使用しています。ルーフィングを貼り終えたら、『コロニアル(スレート)』を屋根に上げます。見た目はそこまで重く見えませんが、1枚の面積が広く、コンクリートなので重いです。1枚約3.4kgで1束27.2kgもあります。
コロニアルの取り付け
コロニアル(スレート)は1枚ずつ、下から重ねるように取り付けます。ズレと隙間が出ないように気を付けます。
棟の仕上げ
棟木を取り付けて、板金の棟包を被せます。
1枚1枚が重なり合って仕上がります。これで完成です!
屋根工事のビフォー・アフター
【熊本・中央区】屋根リフォーム工事完了
いかがでしたでしょうか。『コロニアル・クァッド』はとてもシンプルな屋根材で、瓦と比べ初期費用が抑えられます。(但し、10年ごとに塗装メンテナンスが必要です。)また、12色の豊富なカラーで、お客様それぞれのタイプに合わせることができます。重さは瓦の半分くらいになので耐震性も高いです。耐久性は約20年~25年と瓦と比べると劣りますが、屋根リフォームの際、既存の屋根を残したまま上から被せる『カバー工法』をすることもできます。『カバー工法』については別のページで紹介しています。
それぞれの屋根材にメリット・デメリットの特徴がありますので、ご予算や家に合わせて選ばれることをお勧めします。『できるだけ初期費用を抑えて・工期を短く・軽量』であれば、『コロニアル・クァッド』がお勧めです。
熊本市中央区で屋根がご心配な方は『城北瓦』にお任せください。
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