【屋根リフォーム】破風板の4つの役割と3つの修理方法を紹介!

破風板

破風板(はふいた)が、建物のどの場所かわかりますか?破風板にはどんな役割があるのでしょうか?

破風板は、屋根を構成する場所のひとつで、雨風にさらされる過酷な場所です。重要な役割を担う場所にもかかわらず、破風板の役割や修理方法は、あまり知られていません。

本記事を読めば、破風板について詳しい知識が身につきます。屋根の修理やリフォームについて、詳しくない方でもわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

本記事の内容
・破風板の基本情報
・破風板の役割
・破風板の修理方法
・破風板の修理工事の費用

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目次

1.破風(はふ)板とは

二面だけの屋根で構成されている切妻屋根は、特定の角度から見ると二等辺三角形の形をしています。この二等辺三角形の形に見える屋根の側面に使用されている屋根材が、破風板(はふいた)です。

破風板には雨樋がなく、風の影響を受ける負荷のかかる場所で、常に悪条件にさらされています。破風板は単なる飾り付けではありません。

破風板には、重要な役割があってメンテナンスの必要性のある場所です。次の章では、破風板の主な役割について解説します。

2.破風板の4つの役割

破風板は、文字通り「風を破る板」という意味から破風板という名前がついたと言われています。本章では、そんな破風板の4つの役割を紹介していきます。

・吹き込み防止
・耐火性能の向上
・壁面の保護
・化粧性の向上

それぞれ詳しく解説していきます。

2-1.吹き込みの防止

破風板は、吹き上げる風を分散させる役割があり、屋根内部へ吹き込みを防止しています。

屋根は、どんな種類や形状の屋根であっても上から吹きつける風には、基本的にとても強い構造です。しかし、下から吹き上げる風に弱い構造になっています。

屋根は、吹き下ろしてくる風に対しては、しっかりとした柱や壁で支えることができます。ところが、吹き上げてくる風に対しては、屋根の重さや釘、接着剤だけで耐えなくてはなりません。

破風板は、下から吹き上げる風に弱い屋根を守るため、下から吹き込みを防止しているのです。

2-2.耐火性能の向上

破風板には耐火性能を向上させる役割があります。火災のとき、炎は下から上へ延焼するため、1階の窓から炎が上がることがよくあります。破風板がなければ、炎は一気に屋根裏まで延焼してしまいます。

少し前までは、表面が燃えて黒く炭化すれば、燃えていない部分に酸素が供給されないため、炎が広がる時間を稼げる厚い木材が多く使用されていました。

現在の破風板は、耐火性の高いセラミックスやセメントの複合材などの窯業系の素材や、ガルバリウム鋼板などの金属系の素材が使用されることが多いです。

2-3.壁面の保護

破風板は、壁面を保護するという役割もあります。実は、屋根からの雨漏りよりも多いのが、壁面からの雨漏りです。

破風板がある側の壁面は、雨樋(あまどい)がある側よりも、雨水にさらされます。破風板がある方の壁面は、劣化しやすいのです。

2-4.化粧性の向上

破風板は、化粧性の向上という役割も担っています。屋根を支える木材は、構造材であるため見た目があまり良くありません。構造材が露出していると、建物の魅力が損なわれてしまいます。

破風板を取り付けることで、構造材を隠すことが可能です。表面がキレイに加工され見栄えが良い化粧材である破風板は、化粧性の向上につながります。

3.破風板の3つの修理方法

城北瓦の瓦葺き替えによる屋根リフォーム 熊本市中央区

破風板の修理方法は、主に3つの方法があります。

・塗装
・金属巻き
・破風板交換

剥がれや傷みなどの劣化の進行具合によって、修理の方法は変わります。詳しく解説していきますので、参考にして下さい。

3-1.塗装

塗装は、どの素材の破風板であっても行うことができる修理方法です。少しだけ塗膜が剥がれているなどの場合は、早めの塗装がオススメです。

劣化し始めてきた破風板は、塗装することで耐久性や化粧性、防水性の向上が見込めます。ただし、防火性能は向上しないため注意が必要です。

3-2.金属板金巻き

金属板金巻きは、最も多い破風板の修理方法で、塗装よりも耐久性や化粧性、防火性能の向上が見込めます。

木材の破風板は耐久性が低いため、破風板をガルバリウム鋼板などの金属板で覆い包みます。塗膜がボロボロに剥がれていても、下地まで傷んでいない場合などは、金属板金巻きが良いでしょう。

3-3.破風板交換

破風板の塗膜が剥がれている上に、下地も脆弱に傷んでいる場合は、破風板の交換が必要です。通常、破風板の交換を行うときは耐火性の高いセラミックスやセメントの複合材などの窯業系の破風板が使用されます。

窯業系の破風板は、耐久性や化粧性、防火性能、メンテナンス性とあらゆる面で木材の破風板よりも優れています。

4.破風板の修理工事の費用

破風板の修理工事は足場が必要なため、屋根の修理や外壁のリフォームと同じタイミングで行うのが良いでしょう。破風板の修理費用よりも、足場設置の費用が高くなってしまうからです。

破風板の修理工事の費用の目安は以下のとおりです。なお足場代は含んでいません。一緒に行う工事や業者によって費用は変わりますので、工事をご検討の方は実際に見積もりを依頼するようにしましょう。

修理方法単価(1mあたり)
塗装2,000円
金属板金巻き4,000円
破風板交換6,000円

破風板は、強風や突風などの自然災害により破損しやすい場所です。風災としてみなされ、修理に火災保険が適用できる場合があります。

条件や契約により、必ずしも火災保険が適用される訳ではありませんが、自然災害による破損である場合は、ぜひ一度専門の業者さんに火災保険が適当となるのかどうかを確認してみて下さい。

5.まとめ:破風板は屋根を構成する重要な場所です

今回は、破風板の役割と修理方法について解説しました。破風板は、吹き込み防止や壁面の保護など、重要な役割を担っているにもかかわらず、常に雨風にさらされる劣化しやすい場所です。

破風板の修理は、足場の組み立てが必要になるため、他の修理や工事などと同じタイミングで行うのが良いでしょう。予算面でも考えると、破風板以外の場所の劣化の状態なども考慮して、良いタイミングで適切なメンテナンスを提案してくれる業者がオススメです。

破風板は、屋根のように下から見えにくかったり、雨樋で隠れたりする場所ではないため、劣化を放置していると建物の美観も大きく損なわれてしまうため注意が必要です。

破風板は、建物を守る役割を担う重要な場所です。本記事が破風板の修理を検討する参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

屋根工事専門の城北瓦株式会社で営業・マーケティングを担当。経験豊富な弊社営業・職人スタッフ監修の基、この記事を執筆しています。お客様のライフサイクルに合わせたご提案を心がけております。

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