【日本の瓦決定版】瓦の三大産地はここ!特徴までまるごと紹介!


「瓦の産地ってあるの?」

「三大産地があるって聞いたけど、どこのこと?」

「日本の瓦の歴史を知りたい」

このような疑問にお答えします。 今回の記事では、日本で作られている瓦の名産地について解説をしていきます。この三大名産地だけで、全国の瓦の流通量85%を占めています。 それぞれの名産地の特徴や瓦産業が発展した理由を紹介します。

▼記事を読めばこんなことが分かります
・瓦の三大産地について

1.瓦の三大産地の特徴別に比較

日本の瓦の三大名産地や特徴を解説していきます。

<三大名産地>
①:三州瓦(さんしゅうがわら)
②:石州瓦(せきしゅうがわら)
③:淡路瓦(あわじがわら)

三州瓦、石州瓦、淡路瓦は、日本3大瓦と呼ばれており、歴史的に有名な産地の瓦です。それぞれの瓦の特徴や性質を一つずつ見ていきましょう。

※瓦の特徴

  三州瓦 石州瓦 淡路瓦
特色・特徴 種類が豊富 硬く、塩害に強い いぶし瓦
バリエーション豊か 赤・黒がメイン 灰色がメイン
主な導入先 ハウスメーカー 寒冷・海岸地域中心 和風建築・社寺・仏閣

1-1.三州瓦(さんしゅうがわら)

新築屋根工事 熊本市西区 新東セラムFフラット

三州瓦は、日本3大瓦の中でも特に生産量が多く、年間生産量は約60%を超えています。三州瓦の生産地は、「愛知県の三河地方」です。

1,700年頃から全国に向けて流通が盛んになり、交通の便が良い点が理由として挙げられます。 また、三州瓦だけではなく、中部地方として、瀬戸焼、常滑焼きといった陶磁器の生産量も日本トップクラスとして有名です。 ここまで長い間、生産量トップクラスを維持し続けているのは、交通の便がいいだけではなく、高い技術を持った瓦職人によって伝統が支えられ、受け継がれているからです。

例えば、S型瓦、F型瓦といった高い技術が必要な瓦の開発を中心に、様々な種類の瓦の開発を行っています。 また、1,100度の温度で焼き上げるため、耐久性に強いというメリットはありますが、耐寒性には弱く、寒いエリアでは凍害による劣化があるというデメリットもあります。

ハウスメーカーが提案する瓦の大部分は、三州瓦であることが多く、これは、瓦を焼き上げる窯元がしっかりしているため、安定して瓦を供給することができる証でもあります。

1-2.石州瓦(せきしゅうがわら)

 石州瓦

石州瓦は、島根県西部の石見地方で生産されている瓦です。三州瓦に次いで生産量が高く、 来待という釉薬を使用することで赤褐色の瓦に仕上がることが特徴です。 石見地方で取れる粘土での瓦は、三州瓦や淡路瓦よりも高い温度で焼き上げることができるため、防水性、耐火性が高く、塩害にも強いことで知られています。

そのため、寒冷、海岸地域では、石州瓦が多く採用されています。例えば、東北、北海道といったエリアでは多く採用されており、また国内だけではなく、ロシアなどの寒さが厳しい海外からの発注もあります。

1-3.淡路瓦(あわじがわら)

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最後に、いぶし銀と呼ばれる美しい灰色が特徴の淡路瓦です。淡路瓦は、その名の通り、淡路島で生産されており、関西エリアの屋根の多くは淡路島で生産される淡路瓦が使われています。 淡路瓦は、石州瓦とは異なり、比較的低温(約1,000度)で焼き上げるため、美しく、味が深い、日本の伝統的な瓦に仕上がります。

淡路瓦は、別名でいぶし瓦とも呼ばれており、「燻す(いぶす)」という語源からきています。窯で焼き上げた後、燻化と呼ばれる蒸す作業をすることが、いぶし瓦と言われる所以です。

2.まとめ:それぞれの瓦の特徴を知った上で、瓦を決めましょう。

日本瓦の三大産地についての違いを紹介しましたが、いかがでしょうか。 普段何気なく見る瓦も、それぞれ特徴や性質があり、伝統があります。各瓦の特徴をしっかりと理解した上で、瓦選びをすることで、ご自身の思い描く家づくりに近くのではないでしょうか。参考になれば幸いです。

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