【知ってればお得】換気棟で屋根が長持ち!室内も涼しくエコ生活できます


最近は、夏も冬も快適に過ごせる高気密・高断熱の家が主流になりつつあります。高気密・高断熱の家は、建物内の空気が排出されにくいという課題があります。そこで本記事は、換気を行う上で大変有効な部材である換気棟について解説します。換気棟は、電力を使用しないエコな換気システムですが、広く普及していません。そのため、換気棟を知らない方も多いです。

換気棟を知らない方や建物の換気について考えたことがないという方でも、わかりやすく換気棟について解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

▼記事を読めばこのようなことがわかります
・換気棟の基本情報
・換気の重要性
・換気棟が雨漏りしない理由
・換気棟の種類
・換気棟のメンテナンス方法

1.換気棟とは?

換気棟

換気棟は、屋根の頂上(一番高いところ)である棟に設置された換気部材のことです。換気棟から換気するシステムのことを棟換気と言います。

換気棟は通常、軒下の換気口から空気を取り入れます。電力を使用することなく、換気口から湿気や熱気を自然排出することが可能です。棟換気は、熱が上部に集まる特性を利用した非常に理にかなった換気方法です。

2.換気の重要性

瓦の換気棟

建物にとって、湿気や熱気は大敵です。湿気や熱気を効率よく排出することは、建物を維持していく上でとても重要です。最近は高気密・高断熱の家が多く、暑い夏も寒い冬も建物内は快適に過ごせることができます。しかし、気密性の高い家は、熱気や湿気がなかなか抜けないというデメリットがあります。湿気や熱気は、建物の寿命を縮めてしまう要素のひとつであるため注意が必要です。

屋根裏にこもる熱気や湿気を自然に排出する換気棟は、気密性の高い家の湿気対策として有効です。換気棟は、電動ファンなどを用いることがない24時間稼働するエコなシステムです。

3.屋根の上に換気口があっても雨漏りしない理由

瓦用 換気棟

換気棟は屋根の上に換気口があり、屋根裏まで開口しているため、雨漏りが心配という方が多いです。しかし、換気棟は雨漏りしない構造になっているため、雨漏りを心配する必要はありません。換気棟から雨漏りが起こるとすれば、施工不良が原因で換気棟が原因ではありません。換気棟の設置を検討している方は、施工経験が多い業者に依頼することをオススメします。

換気棟は熟練した職人が設置すれば、雨漏りを心配する必要はありません。しかし、ハウスメーカーや建築事務所は、施工不良で雨漏りするリスクを恐れ、換気棟の設置を避ける傾向にあります。

4.多くの種類がある換気棟

換気棟

換気棟には様々なバリエーションがあります。そのため、屋根材や屋根の形状を選ぶ必要はありません。複雑なスレート屋根であっても、瓦屋根であっても換気棟の設置は可能です。切妻などの一般的な屋根にしか設置できないと思われがちですが、多くの種類があるため心配する必要はありません。

また、棟換気は他の換気方法と組み合わせると効果的です。切妻屋根の妻側から直接外気を取り込める妻換気や軒先の軒天側に取り付けることで換気ができる軒先換気と組み合わせると効果的です。近年は、軒先換気が主流ですが、棟換気と組み合わせると2倍以上の効果があるというデータもあります。

5.換気棟のメンテナンス方法

換気棟は、ガルバリウム鋼板というサビにくい金属でできている場合が多いです。雨漏りが起きないよう施工されていますが、経年劣化による穴あきなど注意する点があります。本章では、雨漏りを防止するために必要な換気棟の3つのメンテナンスについて紹介します。

・釘やビスの固定
・コーキング剤の劣化
・サビの発生

5-1.釘やビスの固定

換気棟は、屋根の頂上に取り付けられているため、強風の影響を受けやすい場所です。当然、外れにくい構造になっており、しっかりと固定されていますが、経年劣化で釘がビスが浮いてくる場合があります。最悪の場合は抜け落ちてしまい、釘やビスの穴から雨水が侵入し雨漏りの原因となってしまうため注意が必要です。定期的にしっかりと固定されているのかを確認するようにしましょう。

5-2.コーキング剤の劣化

換気棟の接合部分に使用されているコーキング剤(ゴムのような素材)の寿命は約10年で、早ければ約5年です。劣化が進むとヒビ割れや肉痩せがみられます。コーキング剤は換気棟の接道部分に限らず、外壁の接合部分やサッシの周辺にも使われていますが、コーキング剤の劣化が原因の雨漏りは、とても多いです。

コーキング剤のヒビ割れなどのわずかな隙間からでも、雨水は侵入し下地の腐食などの原因になります。コーキング剤の劣化が進む前にメンテナンスを行うようにしましょう。現在は、高耐久のコーキング剤があります。換気棟など雨風の影響を受けやすい場所は、専門業者に依頼して高耐久のコーキング剤を使用してもらうようにしましょう。

5-3.サビの発生

換気棟は、内部に雨水が侵入してこないように気をつけながら施工しなければならない場所です。そのため、換気棟は頻繁に交換することが避けられる傾向にあります。

長期間使用すると、どうしても発生してしまうのがサビです。サビの発生は、進行すれば耐久性は下がり、穴があきます。穴は仮に小さな穴であっても、雨漏りの原因になります。サビ止め塗装などの塗膜保護を定期的に行うようにしましょう。

6.まとめ:換気棟の設置は経験豊富な専門業者に依頼しよう

エコな生活

今回は、換気の重要性を伝えながら、換気棟の役割やメンテナンス方法を解説しました。換気棟は、広く普及していませんが、建物内の湿気や熱気を自然排出する有効なシステムです。電力を使用しない棟換気は、夏でも室内が涼しいエコ生活が可能です。最近多い高気密・高断熱の家は、湿気や熱気がうまく排出されにくいため、妻換気や軒先換気だけでなく、棟換気も考慮することをオススメします。

換気棟は、熟練した職人が設置しなければ施工不良が起こる可能性があるため、ハウスメーカーや建築事務所は避ける傾向にあります。しかし、換気棟は建物の大敵である湿気や熱気の排出に大変有効なシステムです。換気棟の施工を考慮している方や換気の重要性を感じている方は、ぜひ本記事の内容を参考にして、換気棟の施工を前向きに検討してみてください。

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