かわらぶき技能士ってどんな資格?試験内容は?

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かわらぶき技能士ってどんな資格?

今回は、こんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  1. かわらぶき技能士とは
  2. かわらぶき技能士資格一覧
  3. かわらぶき技能士試験日程

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かわらぶき技能士とは、瓦屋根を工事する際に必要となる技術と知識を習得します。

この記事を読めば、かわらぶき技能士がどんな資格なのか知ることができます。

受講条件や試験時期なども合わせて紹介しています。

かわらぶき技能士に興味のある方は、是非参考にしてみてください。

目次

かわらぶき技能士とは?瓦葺きの伝統技術を習得する国家資格です。

かわらぶき技能士とは瓦葺きの伝統的技術を習得する国家資格です。

このかわらぶき技能士を取得するには知識と技術の双方が必要となります。

伝統的な技法を使い、職人技術を磨き、瓦葺き職人としての高みを目指します。

試験内容は伝統的な手作業を中心とした、高度な技術が必要です。

今の実際の現場は、業務効率化や、機械化してことも多いので関係のない作業もありますが、手作業の繊細な技術を学ぶことことで「屋根瓦職人」のいろはを習得できます。

かわらぶき技能士 資格一覧表

かわらぶき技能士は主に以下の3つの難易度に分かれています。

かわらぶき技能士の種類

  • かわらぶき技能士1級
  • かわらぶき技能士2級
  • かわらぶき技能士3級

かわらぶき技能士1級

難易度★★★
合格率55.88% ※2017年実績
受験資格7年以上の実務経験、または2級合格後2年以上の実務経験。
試験内容和型で瓦葺きを行う。軒先は、一文字瓦を使用。
試験時間4時間30分
かわらぶき技能士1級

かわらぶき技能士2級

難易度★★☆ 
合格率55.33% ※2017年実績
受験資格実務経験2年以上、または3級合格者。
試験内容和型で瓦葺きを行う。軒先は、万十軒瓦を使用。
試験時間4時間30分
かわらぶき技能士2級

かわらぶき技能士3級

難易度★☆☆
合格率
受験資格なし
試験内容平板瓦(F型)で瓦葺きを行う。
試験時間3時間
かわらぶき技能士3級

これまでは「かわらぶき技能士1級と2級」までしかなく、2年以上の実務経験がないと受験できなかった資格ですが、かわらぶき技能士3級が新たに追加され、実務経験がなくとも受験することができます。

この「かわらぶき技能士3級」に合格すると2級の受験資格をもらえるので、実務経験が2年以上なくても「かわらぶき技能士2級」を取得できます。

 学科試験

かわらぶき技能士の試験は年1回となります。

学科試験では、屋根、施工法、材料、建築概要、製図、安全衛星について出題されます。

実技試験

実際に瓦葺きを行います。実技試験ではふだん工事で使う、サンダー(瓦を切断する機械)を使いません。

鏨(タガネ)と呼ばれる薄いノミとトンカチを使って、瓦の焼き加減によって微妙に違う部分を細かく調整し、ヤスリで磨いて綺麗に仕上げます。

受験される方は「かわらぶき技能士」の試験内容を良く調べて、それに合わせた技術トレーニングをされることをお勧めします。

かわらぶき技能士の申し込み方法

かわらぶき技能士の受験日程

項目前期後期
申請期間4月上旬〜中旬10月上旬〜中旬
実技試験6月上旬〜9月中旬12月上旬〜2月中旬
学科試験7月中旬〜9月中旬1月下旬〜2月下旬
合格発表10月上旬3月上旬
かわらぶき技能士の受験日程

かわらぶき技能士の試験費用(1級・2級・3級)

試験の種類費用
実技試験18,200円
学科試験3,100円
かわらぶき技能士の試験費用

35歳未満の方は、2級・3級の学科試験が半額の9,200円となります。

かわらぶき技能士受験お申込み先詳細・問い合わせ先

かわらぶき技能士の受験お申し込み先の詳細やお問合せは以下のリンクよりご確認ください。

中央職業能力開発協会

まとめ:かわらぶき技能士は瓦職人のいろはが詰まった資格です。

「かわらぶき技能士」は、伝統的な屋根瓦工事職人の基礎を学ぶ良い機会であり、職人としての腕を測る試験です。

実際の工事とは違う部分もありますが、屋根工事の基礎をしっかり身に付けることで、現場での応用や、新人の屋根工事職人の教育・育成に役立つかと思います。

今後、屋根工事職人としてスキルアップしたい方は是非挑戦してみてください!

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