コロニアルの屋根リフォーム時期は?【分かりやすく解説】

城北瓦 城南 新築屋根工事

コロニアルの屋根リフォーム時期を知りたい方へ。

家を建てて約20年、知らないうちに屋根の色が薄くなり変色している。コケが生えている、ひび割れが見えているなど…どんなタイミングで屋根をリフォームしていいのかお悩みではないですか。

本記事では下記内容を解説します。
コロニアル』の屋根リフォーム時期の参考にしてみてください。

1.コロニアルの屋根リフォーム時期を知りたい

城北瓦の新築屋根工事 大牟田

1-1.コロニアルの概要

コロニアル』や『カラーベスト』は、ケイミュー株式会社が開発したスレート屋根の商品名です。一般的なコロニアルは表面がザラザラで、素材はセメントに繊維材料を混ぜたものを加圧整形した後、防水塗料で仕上げられています。

1995年の阪神大震災以来、耐震意識の高まりから瓦と比べ非常に軽い屋根材として知られ、全国に広がりました。初期費用が瓦と比べ安いということも追い風になり、一気に拡大します。コロニアル屋根工事は工期も短く、廃材も少ないことから都心での工事に適しています。『コロニアル』のシェアは年々増え、多くの屋根で使われています。

1-2.コロニアルと陶器瓦の違い

前項では『コロニアル』のメリットを中心にお話しましたが、デメリットもあります。『コロニアル』と『陶器瓦』の違いを簡単にまとめると以下表の通りです。

コロニアル:セメントに繊維材料を混ぜたもの
陶器瓦:粘土で作られていて、表面に釉薬が塗られているもの

コロニアルと陶器瓦を比較すると以下表の通りです。

項目 コロニアル 陶器瓦
耐久性 約20年〜30年 約50年〜100年
色褪せ 約10年 約50年以上
防水性 普通 高い
重さ 軽い 重い
費用 安い 高い

表から分かるように、『コロニアル』は瓦と比べると費用が安い魅力があります。但し、コロニアルの場合は約10年毎に再塗装のメンテナンスが推奨されています。トータル費用を考えると陶器瓦の方が費用が安い考え方もできます。ご予算に合わせてご検討ください。

次に『コロニアル』で気になるのが『色落ち』でしょう。『コロニアル』のデメリットといえば10年過ぎた頃からだんだんと色が落ちてきて、家自体がぼんやり見えるようになります。新しくリフォームするにも『洗浄・塗装・葺き替え・カバー工法』など色々あるのでリフォーム方法とリフォームするタイミングが分からない状況ではないでしょうか。

次では屋根を新しくするタイミングと方法を紹介します。

1-3.屋根葺き替えのタイミングと方法

コロニアル』の屋根を新しくリフォームする方法と時期は以下の通りです。

①10年経過のコロニアル屋根【屋根塗装】

1つ目は『屋根塗装』です。比較的安い費用で、見た目を新しくし、遮熱効果耐久性防水機能を修復できます。『コロニアル』は10年毎に再塗装をすることで『コロニアル』の性能を維持し、約20年~30年使用できます。『コロニアル』の寿命まで使えるようにするには約2~3回程度の塗装が必要です。再塗装をしないと見た目が悪くなり、遮熱効果耐久性防水機能が低下し『コロニアル』の劣化を早めます。

②20年~30年以上経過のコロニアル屋根【屋根葺き替え】

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2つ目は『葺き替え』です。約20年~30年以上古い『コロニアル』を全て取り除いて、新しい屋根材に葺き替えます。最近の屋根材は高い性能で、見た目、メンテナンス性が大幅に向上します。

③20年~30年以上経過~のコロニアル屋根【カバー工法】

城北瓦の屋根リフォーム 筑後
古いコロニアルの上にそのまま新しい粘着防水シートを被せている写真。

3つ目は『カバー工法』です。既存の『コロニアル』を残したまま、上から新しい屋根材を被せてしまう画期的でエコな施工法です。最近増えている『コロニアル』のリフォーム方法の一つです。コストを抑えて、工事期間と短くできるなどのメリットがあります。

2-1.屋根選びをする前にやること

屋根葺き替え工事をする前に確認することがあります。

・『コロニアル』の使用年数
・塗装した回数
・家のデザインと屋根の形状

コロニアル』の寿命は10年毎の再塗装メンテナンスをして、ようやく約20年〜30年の耐久年数となります。塗装した回数が2回~3回以上になると次の再塗装の効果はだんだん薄くなり、割れやすい状態になります。『コロニアル』の寿命をしっかり把握して、『コロニアル』の葺き替えの予定を立てましょう。

次に屋根の形状、家のデザインをチェックしましょう。

コロニアル』は洋風住宅に使用されていることが多いです。ガルバリウムアスファルトシングルの屋根材などに幅広くマッチするでしょう。瓦も種類によっては合わせることができます。(但し、瓦は低勾配には不向きなのでご注意ください。)屋根リフォーム完成後に『想像してたものと違った…』ってことにならないよう、よく考えて屋根材を選びましょう。

2-2.屋根葺き替えの相場

屋根葺き替え工事の相場は以下表の通りです。あくまでも目安としてご参考ください。

※税別価格となります。

屋根材 工事費用 耐久年数
コロニアル 7,500円/㎡~
約15年~25年
(約10年毎に塗装)
アスファルトシングル 8,000円/㎡~
約20年
ガルバリウム 9,000円/㎡~ 約20年~30年
(約10年毎に塗装)
陶器瓦 9,500円/㎡~ 約50年〜100年

※既存屋根の下地が痛んでる場合は、別途下地工事が必要となります。
※2004年迄のコロニアル(スレート屋根)をリフォーム(葺き替え)する場合は、別途アスベスト処理が必要となる場合があります。

<費用に含まれてないもの>
足場設置費 850円/㎡
※周辺環境、屋根の種類によって設置が必要となります。

2-3.コロニアルの葺き替えは軽量屋根材がオススメ

コロニアル』の葺き替えは、コロニアルガルバリウムアスファルトシングルなどの軽量屋根材がお勧めです。下地が同じなので追加工事もなく、スムーズに工事ができます。但し、2004年迄のコロニアルの場合、ほとんどがアスベストが含まれており、アスベスト処理費用が別途2,000円/㎡程度発生します。さらに、既存のコロニアル撤去時にアスベストが周辺に飛散しないように配慮も必要です。特に街中などでは工事がしづらい問題を抱えています。

アスベスト問題について
アスベスト(石綿)は耐熱性や保温性などに優れるため、建築業界では断熱材として、吹付け材やコロニアルを含む屋根、壁や床などに使用されてきました。しかしアスベストに含まれる微粒子は長期間吸引すると人体に健康被害があったことから、2004年に使用禁止となります。現在流通されているコロニアルにはアスベストは含まれておりません。

では、どうすれば良いのか…。

次ではこの問題を解決してくれる『アスベストを含むコロニアルのリフォーム方法』を説明します。

2-4.アスベスト入りのコロニアルを費用を抑えてリフォームするにはコレ!

2004年迄のアスベスト入りコロニアルには『カバー工法』で屋根リフォームすることができます。既存のコロニアルはそのままで、新しい屋根材を上から被せて屋根を新しくします。周りにアスベストが飛散することもありませんし、工期の短縮もできます。メリットとデメリットは下の表に分かりやすくまとめています。

メリット デメリット
費用が安い 屋根が少し重くなる
廃材が出ない 葺き替え時に二重の撤去費が必要
工期が短い アスベストがそのまま残る
アスベストが飛散しない  

アスベストを含んだコロニアルの『屋根葺き替え』と『カバー工法の』費用比較は以下の通り。『屋根葺き替え』は既存屋根撤去費用とアスベスト処理費用が発生する為、費用が高くなります。アスベストをどうしても屋根に残したくない場合は『屋根葺き替え』をお勧めします。

屋根葺き替え カバー工法
12,000円/㎡~ 7,500円/㎡~

【例】100㎡の切妻屋根を屋根リフォームした場合
屋根葺き替えの場合:1,200,000円
カバー工法の場合:750,000円
差額:450,000円

カバー工法に使用できる屋根材は以下2種類です。

・ガルバリウム鋼板
・アスファルトシングル

軽量屋根材は陶器瓦と違い寿命があります。各屋根材の耐久年数と葺き替えやメンテナンスをする時期を把握しておくと良いでしょう。

3.まとめ 20年以上使用のコロニアルならカバー工法がオススメです。

現在、屋根の色が薄れてしまったコロニアルの家は多く、メンテナンスに困っている人も多いかと思います。家を建てた時はハウスメーカーや工務店さんに『お任せ』で、その後は劣化した屋根を見た訪問営業が来たりだという状況かと思います。これだとなかなか判断が難しいですよね。

オススメのコロニアルの屋根リフォーム時期と方法をまとめました。

1.20年以上使用のコロニアルはカバー工法も一つの手
2.20年以内の使用であれば再塗装

これまで色々と紹介してきましたが、1番大切なのは見た目よりも、家を守ることです代々受け継がれたきた家に少しでも長く住むには適切な時期にメンテナンスをすることです。雨漏りしていなければすぐに工事をする必要はありませんが、コロニアルの屋根リフォームは『約20年〜30年を一つの目安』として今後の参考にお役立て頂けたら幸いです。

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