熊本県荒尾市 – 三州陶器防災瓦で日本情緒溢れる仕上がりに!新築住宅の瓦屋根工事
今回は熊本県、荒尾市の新築屋根工事を行いました。
使用屋根材は新東株式会社の「三州防災瓦 和型 京銀色」です。和型は日本の伝統的な瓦で別名J型とも呼ばれます。J型のJは「JAPAN」の意味です。意匠をこらした日本の和風建築に相応しい上品な瓦です。
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目次
屋根工事 案件概要
工種 | 新築屋根工事 |
工事場所 | 熊本県 荒尾市 |
工事日 | 2019.9 |
屋根材メーカー | 新東株式会社 |
瓦名、色 | 三州陶器防災瓦、京銀色 |
新築住宅の屋根工事開始
防水シート張り(ルーフィング)
下地(野地板)のうえに防水シート(ルーフィング)を貼ります。「改質アスファルトルーフィング」を使用しています。
瓦を引っ掛ける木の取り付け(桟木打ち)
瓦の寸法に合わせて、この木材(桟木)を一定の幅で取り付けていきます。
瓦上げ
瓦を屋根に上げます。瓦の上げ方は周囲環境によって異なりますが、巻き上げ機、ユニック車、クレーンのいずれかで上げます。
瓦の取り付け(瓦葺き)
一枚一枚を丁寧に真っすぐ通るように瓦を取り付けていきます。
棟の仕上げ
黒いペタペタ塗ってるものは「なんばん」と呼ばれるもので、棟瓦を固定する働きをします。昔は「葺き土と漆喰(しっくい)」が使われていましたが、土は水を吸収しやすく崩れやすいため、今は「なんばん」がよく使われています。なんばんは防水性、耐久性共高く、これ1つで葺き土と漆喰(しっくい)の役目を果たします。
棟が真っすぐ仕上がりました。
鬼瓦の取り付け
鬼瓦の中でもシンプルな「カエズ鬼瓦」を使用します。最近は震災の影響で重さがあまりないシンプルな瓦を選ぶ方が多くなりました。
【熊本県・荒尾市】新築住宅「三州陶器防災瓦・京銀色」での瓦屋根工事完了
最近は和風住宅が少なくなっていますが、日本瓦には日本瓦の良さがあります。子供のころから慣れ親しんでいたものからでしょうか。屋根を見るとなんとなくホッとする気持ちになります。和風住宅でこれほど屋根をシンプルに美しく輝かせる瓦はあまりないでしょう。
写真だけでは伝わりづらいですが、実際に瓦が並んでいるのを目で見ると京銀色が豪華さがよく分かります。弊社のショールームにございますので、是非一度本物を手に取ってご覧ください。