【ここが心配】ガルバリウム鋼板の遮熱性と遮音性は?

ガルバリウム鋼板の遮音性

ガルバリウム鋼板は、軽量で薄い金属の屋根材のため、耐震性が優れています。しかし、軽量で薄い金属の屋根材であるため、遮熱性や遮音性が心配されます。

ガルバリウム鋼板は、耐震性だけでなく、デザイン性や耐久性も優れています。優れた屋根材であるだけに、ガルバリウム鋼板の遮熱性や遮音性が気になる人も多いと思います。

本記事では、ガルバリウム鋼板の遮熱性と遮音性についてを解説し、快適な空間を作るための対策も紹介します。ぜひ参考にしてください。

記事を読めばこのようなことがわかります
・ガルバリウム鋼板の基本情報
・ガルバリウム鋼板の遮熱性と遮音性
・ガルバリウム鋼板屋根で快適に過ごすポイント
・カバー工法にガルバリウム鋼板がオススメな理由

1.ガルバリウム鋼板とは

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛合金でメッキされた耐久性の高い屋根材です。アメリカで開発された素材で、デザイン性と耐震性も高いため、最近とても人気の素材です。カラーバリエーションが豊富で、加工しやすい素材のため、スタイリッシュな建物を建築する際に多く採用されています。また、屋根材だけでなく外壁材としても、多く施工されています。

ガルバリウム鋼板は、金属の屋根材ですが、サビにくいという特徴があります。しかし、金属製であるがゆえに熱を通しやすいのです。

2.ガルバリウム鋼板の遮熱性

ガルバリウム鋼板の遮熱性とは、太陽光による熱を跳ね返し、遮る(さえぎる)ことです。金属製のガルバリウム鋼板は、本来熱を通しやすい性質があります。そのため、最近では遮熱塗装を施した製品が増加しています。

また、屋根材には断熱性も重要です。断熱性とは、建物内と建物外の熱を伝わりにくくする性質です。本来、ガルバリウム鋼板は断熱性にも不安があります。しかし、最近では裏面に断熱材がついているものがあって、断熱効果が期待できます。

3.ガルバリウム鋼板屋根で快適に過ごす3つのポイント

ガルバリウム鋼板屋根で快適に過ごすには、ポイントがあります。そのポイントは3つあるため、押さえておきましょう。

・屋根色
・遮熱塗装
・断熱一体型

3-1.屋根色

遮熱性を高めるには、白系の淡い色かシルバーがオススメです。しかし、白系は屋根が光を反射しやすかったり、汚れが目立ちやすかったりするなどの注意点があります。少しでも遮熱効果を期待したいという方は、メーカーのカタログなどで遮熱性の数値なども確認してみるのも良いでしょう。施工の際は、ぜひ屋根色も考慮してみてください。

3-2.遮熱塗装

ガルバリウム鋼板屋根の遮熱性に不安を感じる場合は、遮熱塗装を考慮しましょう。遮熱塗装の効果は、2℃~3℃の効果が期待できます。既に遮熱塗装が施されたガルバリウム鋼板であっても、10年を経過すれば再塗装が必要です。塗装は、屋根材の耐久性にもかかわるため、経年劣化する前に定期的な塗装を心掛けましょう。

3-3.断熱一体型

施工のときは、硬質ウレタンフォームやポリイソシアヌレートフォームなどの断熱材付のものを選びましょう。断熱一体型ガルバリウム鋼板は、遮熱性と断熱性の効果が大変期待できるため、最近では断熱一体型が一般的になっています。

追加工事もなく、グレードアップのみで施工可能です。次の章で解説する遮音性にも効果があります。

4.ガルバリウム鋼板の遮音性

ガルバリウム鋼板は、薄い金属製の屋根材のため、遮音性にも不安があります。雨が降ると、金属音を気になるという方もおられます。そんな方は、遮音塗装がオススメです。遮音塗装は、効率よく音を反射させたり、音の原因となる振動を抑えます。

また、断熱一体型のガルバリウム鋼板は、遮熱性と遮音性の両方の向上が期待できます。静かな空間を望む方は、遮音塗装と併せて検討しましょう。

5.遮熱性と遮音性は建物全体で考える

ガルバリウム鋼板の遮熱性と遮音性について解説してきましたが、遮熱性と遮音性は建物全体で考えましょう。屋根材は、遮熱性と遮音性に関わる要素のひとつです。遮熱性と遮音性は、屋根材と下地の間の空気の層や屋根裏の空間(空気の層)の広さなども大きく影響します。屋根の勾配によって、屋根裏の空間の広さは変わります。

建物全体で考えると、窓の数や建物内の作り、外壁材の影響も無視できません。遮熱性と遮音性は、屋根材だけを意識し過ぎることなく、建物全体で考えるようにしましょう。

屋根の勾配について詳しく知りたい方はコチラからどうぞ。
角度はどう決める?屋根勾配で変わる雨漏りのリスクと対策

6.カバー工法にガルバリウム鋼板がオススメの理由

カバー工法は、既存の屋根材の上に新しい屋根材を覆う工事の方法です。新しい屋根材は、ガルバリウム鋼板のような軽い屋根材である必要があります。屋根が二重になるので、既存の屋根材と新しい屋根材のメリットが期待できます。新しい屋根材であるガルバリウム鋼板の遮熱効果と遮音効果に加えて、既存の屋根材の効果を期待できるのです。

ガルバリウム鋼板は、カバー工法と相性の良い屋根材です。

カバー工法について詳しく知りたい方はコチラからどうぞ。
ガルバリウム鋼板について【分かりやすく説明します】

7.まとめ:ガルバリウム鋼板の遮熱性と遮音性は心配の必要がない

本記事では、ガルバリウム鋼板の遮熱性と遮音性について解説しました。ガルバリウム鋼板は、デザイン性と耐久性に優れた屋根材です。軽量で薄い屋根材のため、耐震性も優れた屋根材です。軽量で薄い屋根材であるため、遮熱性や遮音性を心配される方がおられます。

しかし、遮熱塗料や遮音塗料を使用したり、断熱一体型のガルバリウム鋼板を施工したりすることで対策は可能です。また、ガルバリウム鋼板をカバー工法で施工する場合は、既存の屋根の効果も期待できるため、特に心配は入りません。

ガルバリウム鋼板の遮熱性と遮音性が気になる方は、屋根材の性能だけでなく建物全体で、遮熱性と遮音性の対策をとると良いでしょう。ガルバリウム鋼板を施工するときは、ぜひこの記事を参考にして下さい。

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