太陽光パネルを設置する前に知るべき3つのポイントを解説!

太陽光
お客様

太陽光パネルを設置する上でのトラブルはあるの?設置するときに注意すべき点を教えてほしい!

このような疑問にお答えします。

本記事の内容

  1. 太陽光パネルを設置するときに注意すべき点
  2. 太陽光パネルを設置する上でのデメリット
  3. 太陽光パネルの設置に適した屋根

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今回は、ご自宅の屋根に太陽光パネルを設置するうえで、注意すべきポイントを解説していきます。

この記事を読めば、ご自宅の屋根が太陽光パネル設置に向いているのかの判断に役立ちます。

既存の屋根に太陽光パネル設置を検討中の方は、参考にしてみてください。

結論から言うと、古い屋根の上に太陽光を設置する際は注意が必要です。

それぞれ詳しく解説していきます。

目次

太陽光パネルとは?太陽の熱や光で発電するパネル

太陽光パネルとは、太陽の熱や光を利用して発電するパネルです。

近年、地球温暖化対策として、SDGsへの取り組みも積極的になっており、太陽光パネルが注目されています。

国や地方自治体も補助金を設け、一般住宅へ太陽光パネル設置を進めており、オール電化を導入する家も増えてきています。

太陽光パネルを導入することで、家庭での光熱費を削減したり、売電収入を得られます。

但し、太陽光パネルを設置後の屋根トラブルも増えています。

SDGs = Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)

太陽光パネルを設置するときに注意すべき3つのポイント

太陽光の設置

太陽光パネルを設置するときに注意すべきポイントを解説していきます。

太陽光パネルを設置することのメリットは多いですが、計画的に設置をしないと、余計にメンテナンスコストがかかってしまうリスクがあります。

太陽光パネル設置の注意すべきこと

  • ポイント①:既存の屋根が重量に耐えられるか
  • ポイント②:設置予定の屋根材にひび割れなどの劣化がないか
  • ポイント③:積雪が多い地域や塩害の被害がないか

ポイント①:既存の屋根が重量に耐えられるか

太陽光パネルを設置するためには、既存の屋根が太陽光パネルの重量に耐えられるが確認が必要です。

太陽光パネルのメーカーにもよりますが、一般的な太陽光パネルの1枚あたりの重さは、約15kg程度となります。

一般家庭の屋根に設置する場合、約20~22枚程度必要となりますので、約300~330kg程度の負荷が屋根にかかります。

最近の家であれば、太陽光パネルの重さが耐久性に悪影響する可能性は低いですが、昔ながらの瓦屋根の場合は、瓦だけでも相当な重さになっているため、設置リスクがあります。

ポイント②:設置予定の屋根にひび割れなどの劣化がないか

屋根にひび割れなどの劣化がある状態で太陽光パネルを設置してしまうと、設置後に雨漏りが発生したり、修理も大変になります。

雨漏りトラブルなどで瓦の交換が必要になった場合、太陽光パネルも外して作業をする必要があります。

太陽光パネルの上げ下ろしだけでも、約30~60万円程度必要となりますので、そこに雨漏りした屋根の修理も追加となると、コストが高く、太陽光パネルを導入するメリットがなくなってしまいます。

新しく太陽光パネルを設置する場合は、屋根を新しい状態にしたうえで、設置することをオススメします。

経年劣化している屋根の状態を無視して、太陽光パネル設置を勧める業者もいるので注意が必要。

ポイント③:積雪が多い地域や塩害などの被害がないかどうか

太陽光パネルを設置するときは、積雪が多い地域、塩害など、地域特有の環境も考慮する必要があります。

積雪量によっては、発電量が落ちたり、塩害によってシステムの故障なども考えられます。

その場合、設置を見送った方が良い場合もありますが、最近は塩害や積雪への対策がされている太陽光パネルもありますので、専門業者のスタッフときちんと相談することをオススメします。

太陽光パネルを設置する上でのデメリット

太陽光パネルの設置はメリットばかりではなく、以下のデメリットが考えられます。

  • デメリット①:雨漏りの可能性が高くなる
  • デメリット②:屋根の負担が重くなる

①:雨漏りの可能性が高くなってしまう

太陽光パネルの普及率と雨漏り被害の件数は比例します。

太陽光パネルを屋根に設置する方法として、屋根材に穴をあけ、ボルト・ナットで固定することが一般的です。

屋根に穴をあけるため、雨漏りの可能性が高くなるのは当然です。

実際に太陽光パネル設置後の雨漏りトラブルの大半は、穴をあけた箇所からの雨水の浸水です。

そうならないために、穴をあけた部分の雨仕舞対策をしっかりしてくれる業者を選びましょう。

②:屋根の負担が重くなってしまう

一般的な太陽光パネルの1枚あたりの重さは、約15kg程度です。

一般家庭の屋根に設置する場合、約20~22枚程度必要なので、約300~330kg程度の負荷が屋根にかかることになります。

つまり、太陽光パネルを設置していない住宅と比較すると、約300kgの負荷を常に抱えた状態になります。

屋根材の経年劣化も早まるリスクがあり、定期的なメンテナンスも必要となります。

太陽光パネルを設置するのにベストな屋根を紹介

ガルバリウム鋼板 太陽光

太陽光パネルを設置するのにベストな屋根を紹介していきます。

一見、屋根の上にパネルを設置しているだけのように見えますが、屋根の条件によって発電効率が結構変動します。

事前に最適な発電条件を確認しておきましょう。

太陽光パネルを設置に良い条件

  1. :屋根の方角について
  2. :屋根の形状について
  3. :屋根の勾配について

①:屋根の方角について

パネルに照射される光の量が多ければ多いほど、発電量は増えます。

太陽は東から昇り、南を通って西に沈みますので、南側に設置することが理想です。

方角西
発電量(%)設置不可85%100%85%
屋根の方角別発電量

②:屋根の形状について

屋根の形状により、照射量も変わります。

一般的な屋根の形状と特徴をまとめましたので、参考にして下さい。

屋根の形状説明
切妻屋根最も一般的な屋根。面積が広く、パネルを多く設置可能。
寄棟屋根住宅密集地に多い屋根。必ず南側にパネルを設置可能。
片流れ屋根1面の屋根が斜めに向いてる状態。パネルを広く設置可能だが、 設置方面が北側の場合は、発電効率が悪い。
陸屋根傾斜がない屋根。屋根全体に設置可能だが、傾斜がつけられない。

③:屋根の勾配について

太陽光パネルを設置するときの理想的な勾配は、約30度とされています。

もちろん、太陽との位置関係は、エリアにより異なりますので、設置エリアでの最適な角度を割り出す必要があります。

地域別の屋根勾配

  • 北海道:約34度
  • 鹿児島:約27度
  • 沖縄:約17度

まとめ:太陽光パネルを設置するにはタイミングが重要

近年、一般住宅でも設置が進んでいる太陽光パネルについて解説をしました。

太陽光パネルを設置するにあたり、屋根の状態は非常に重要です。

太陽光パネルの設置を検討している方は、事前に屋根の状態を確認し、適切なタイミングで設置するようにしましょう。

経年劣化している屋根への設置は危険です。

屋根の状態を確認せずに設置を勧める業者には注意しましょう。

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