【屋根材】アスファルトシングルのメリット・デメリットを比較

アスファルトシングル

「アスファルトシングルって何のこと?」

「日本で使われてる屋根ってどんな種類があるの?」

このような疑問にお答えします。この記事を読むことで、アスファルトシングルの歴史や特徴、そして役割について理解することができます。 それではさっそく解説をしてきます。

記事を読めばこんなことが分かります
・アスファルトシングルが人気になった理由
・アスファルトシングルの施工方法
・アスファルトシングルがどんな屋根に向いているか分かります

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1.アスファルトシングルって一体なに?

寄棟の屋根

アスファルトシングルは1903年にアメリカのミシガン州のヘンリーレイノルズの開発によって生まれ、火災保険会社のキャンペーンによって広まったと言われています。

ヨーロッパや日本では、屋根材と言えば、粘土で作られた「瓦屋根」が基本ですが、一方、アメリカやカナダでは、アスファルトシングルが一般的な屋根材として知られています。

日本での知名度こそまだ低いですが、最近では、他の屋根材にない特徴をしていることに加え、建築基準法の改正によって、日本でもアスファルトシングルにリフォームする人も増えてきています。

1-1.アスファルトシングルの素材について

出典元:旭ファイバーグラス リッジウェイ

もともとアスファルトシングルは、約100年以上前にカナダで作られた屋根材の一つで、フェルト紙の両面にアスファルトを塗布し、その表面に色の砂を定着させた素材です。 色の砂を定着させる理由としては、表面に傷が付きにくくするようにしたり、屋根材の細かい穴を埋めるといった役割があります。 全米の約8割の住宅屋根に、このアスファルトシングルが使用されています。

最近では、フェルト紙からガラス繊維質を使った屋根材でファイバーグラスシングルとも呼ばれており、防水性、防音性、防火性、耐候性などに加えて軽量であるため、施工作業がやりやすいことも普及した理由です。

1-2.アスファルトシングルの特徴まとめ

防火性 日本の防火試験に合格「屋根飛び火認定」を取得
防雪性 ザラザラした表面で、雪止めと同様の効果
軽量 軽量のため、施工の負担も軽減
防水性 アスファルトが素材のため、防水性が高い
豊富なバリエーション カラーバリエーションが豊富なので、デザインの幅が広がる

上記が主なアスファルトシングルの素材の特徴となります。また、カッターやハサミなどで簡単にカットすることができますので、曲面などの複雑な場所でも使用することができます。 また、扱いやすさだけではなく、高いデザイン性、軽量性などの特徴もあり、優れた屋根材として日本で注目を集めています。

2.アスファルトシングルのメリット

アスファルトシングルの特徴を上記で先述しましたが、具体的にメリットを見ていきましょう。

<アスファルトシングルのメリット>
①:割れ、錆びに強い素材
②:デザイン性が高い素材
③:軽量で耐震性が高い素材

2-1.割れ、錆びに強い素材

アスファルトシングルの素材の特徴として、アスファルト性の防水紙と石や砂で製造されているため、「防水シート+屋根材」のようなイメージです。 柔らかく、薄いシート形状のため、屋根瓦のようにひび割れの心配がなく、防水効果も高いため、錆びに強いことも特徴です。

2-2.デザイン性が高い素材

アスファルトシングルは、加工しやすいため、様々な形状の屋根に利用することができます。 また、アスファルトシングルの表面の砂の色をアレンジすることができるので、住宅の雰囲気に合わせて屋根素材の色を決めることができます。 そのため、デザインを凝りたいという人には、おすすめの屋根素材です。

2-3.軽量で耐震性が高い素材

アスファルトシングルは、屋根瓦やスレート屋根と比較して、軽量性が高く、建物自体への負担を軽減することができます。(屋根瓦の約5分の1程度の重さ)そのため、耐震性が高いことから、地震大国日本でも、徐々にアスファルトシングルを使った住宅が増えてきています。

3.アスファルトシングルのデメリット

アスファルトシングルのメリットを解説しましたが、もちろんデメリットもあります。具体的に見ていきましょう。

<アスファルトシングルのデメリット>
①:強風に弱い
②:耐久性が低い

3-1.強風に弱い

アスファルトシングルは、屋根瓦の5分の1の重さということで、軽量性が高いことがメリットでしたが、それはデメリットにもなってしまいます。 軽量性が高いことで、逆に強風に弱く、破れたりする場合があります。

但し、他の屋根材と比べ重さがないので、屋根材が隣の家に飛んで破損などのトラブルもほぼありません。

3-2.耐久性が低い

瓦の耐用年数が約50年に対して、アスファルトシングルの耐用年数は約20年〜30年程度となり、瓦と比較すると耐久性が低くなります。 また、気温が高いことで、熱による伸縮や紫外線の影響で劣化が早いこともあります。逆に気温が低いことで、水分が中で凍ったりする場合もあります。

ただ、寒冷、熱帯、高湿といった気候が特徴のアメリカやカナダでも、アスファルトシングルが広く普及していますので、しっかりと施工されていれば大きな心配はありません。

4.アスファルトシングルの施工方法を解説

アスファルトシングルの主な施工方法として、下記3つが一般的です。

①:新築屋根工事
②:屋根葺き替え工事
③:屋根カバー工法

最近のリフォームの場合は、既存の屋根の上に重ねるカバー工法が多いです。 近年は老朽化した既存のスレート屋根(コロニアル)の上にアスファルトシングルを被せる屋根カバー工法に注目が集まっています。

理由としては、既存の屋根材を残したままリフォームすることで、工期の短縮や工事コストを抑えることができます。 また、街の中に住んでいて近所への配慮が大変な方にとってもリフォームしやすい施工法となります。

カバー工法についてもっと知りたい方はコチラでも紹介しています。
屋根工事のカバー工法(重ね葺き)について解説します。

5.アスファルトシングルの歴史のまとめ

アスファルトシングルの歴史や特徴を解説してきました。屋根瓦のひび割れ、金属屋根の錆びといったデメリットが少ないことに加えて、耐震性もしっかりしていますので、地震が多い日本でも、今後さらにアスファルトシングルへの注目度は集まるでしょう。屋根材選びの参考になれば幸いです。

アスファルトシングルについてもっと知りたい方はコチラでも紹介して
アスファルトシングルに屋根材について【分かりやすく解説します。】

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